▲台北発、台北行きの「観光」号
▲車体のラッピングは派手やか
▲野菜が美味しかったモーニングのボックス
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毎日、夜は美味しく飲んでいるが、朝も早い。
今朝は7時に早起きして、ezTravelの観光列車利用ツアー「【秋の軽い旅行】花蓮太魯閣國家公園一日遊」へ参加する。団体専用列車「環島之星」で花蓮に出て、専用バスに乗り換え。花蓮市内と太魯閣渓谷を巡って台北に戻るという、日帰りコースである。ツアータイトルのうち「秋の軽い旅行」だけ日本語なのが、興味深いところだ。参加費は1,999NT(7,400円)。
ツアーの予約にあたっては、ホームページの中国語をなんとか解読し、ネットで申し込んだ。海外からでもクレジット決済のおかげで、予約を確定できるのはありがたい。参加証は一昨日、高鉄台北駅のezTravelカウンターで受領しておいた。
ツアーとはいえ、列車への乗車は自己責任。8時11分発の観光列車、「環島之星」に乗り、まずは花蓮へと下る。「環島之星」は台湾を一周する観光列車で、時計回り・反時計回りでそれぞれ毎日1本の運行。列車利用のさまざまなツアーは、このダイヤを駆使して組まれている。発車案内に「環島之星」という字は見当たらず、列車種別の「観光」の二文字のみ。ちょっと戸惑うが、行先が「台北」になっているのはユニークだ。
環島之星は、日本のグリーン車を超えるゆとりがある3列シートで、贅沢な気分に。なお台北~花蓮間以外では、急行「莒光」扱いの普通車も連結され、一般の乗客も乗ることができる。停車駅は自強号並みに少なく、立席券の扱いもないことから、人気は高いようだ。
日帰りツアーながら、朝食から3食付いているのは嬉しく、地上に出る頃には朝食のパックが配られた。野菜とサンドの洋風ブレックファーストは、野菜がシャキっとしていて、思いのほかおいしい。飲み物も、一人一人にカップで配ってくれて、いい気分である。ただ環島之星には食堂車があると聞いており、そこでの食事を楽しみにもしていたのだが、残念ながら連結されていなかった。帰路の列車にはあるかもしれないので、楽しみにしておこう。
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