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青春18きっぷ熊本旅

 7月24日、歴史研究部の皆さん7人と、普通列車で熊本まで行ってきました。

 朝9時21分、敷戸駅を出発。キハ31の1両で座れなかったけど、三重町で空くといういつものパターン。豊後竹田で乗り換えればどんどん山深くなっていく。あまりの暑さ(大分市ではこの日37度)に、冷房もあまり効かず・・・

 宮地からは一転、ほとんど電車のようなディーゼル・キハ200の登場。こんな都会的な列車から眺める阿蘇も、なかなかオツなもの。赤水では、SLあそBOYとすれ違う。立野のスイッチバックで列車が止まっても、一行ほとんど興味を示さないので内心がっかりしてたけど、列車が逆向きに動き出したら「あれっ?」となったので、どこか嬉しい。

 肥後大津からは電車の世界。大分と同じ豊肥本線とは思えない。この電車の中で、噂のゴキブリ駆除剤コン○ットを発見!たぶん普通の電車なら目立たない位置に張るのだろうけど、815系にはあまり隠す場所もないので、我々乗客の目についちゃうのだ。

 新水前寺着。3時間半しかないので、ともかく市電に乗り込んで中心街に。さんざんまよった挙句、鶴屋百貨店地下のラーメン屋で熊本ラーメンを賞味。ちょっともたれました。

 その後はさすが歴研、熊本城に登頂。展示物を見る眼差しは熱い。とその時、なぜか忍者が階段を駆け上っていった!思わず顔を見合わせる。

 展望台からの眺めはさすがにいい。大した建物もなかった当時、殿様はどんな気分で眺めていたのだろう。

 大混雑の「熊本城周遊バス」で城下に降りる。レトロ調で楽しいバスだけど、席が少なくて人の多い時にはちょっと不向き。木の床の、ある意味「レトロバス」より「レトロ」な市電で熊本駅へ向かった。

 熊本発5時前の列車はディーゼルで、宮地直通。そしてその列車の最後尾の車両を見て、わが目を疑った。なんと、この春で「くまがわ」から運用を外れたジョイフルトレインアクアエクスプレスではないか!!さっそく乗り込み、座席を窓側へ向ける。8人分の座席が「く」の字形に並び、こんな旅にはうってつけの列車だ。これに青春18で乗れるのだからおススメと書きたい所だが、車掌さんによると今日だけの特別運用だそうだ。

 宮地からは豊肥本線では貴重になってきたキハ58系。途中からは我々だけの貸切列車になってしまった・・・・  豊後竹田も8時過ぎだというのに、もう深夜のような顔である。少ない乗客を乗せたキハ31は、敷戸に向けてラストスパート! こうして大人数の熊本旅は、つつがなく終わりました。

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